2022.11.20
開咬の要因について
ロイヤルデンタルクリニックです。
本日は「開咬の要因」についてお話しいたします。
開咬(かいこう)とは歯を咬み合わせた際に、上下の前歯の間にスキマができ、食べ物を咬み切りにくくなっている状態のことを指します。
まずは開咬の主な原因について見ていきましょう。意識して改善できるものも多いです。
1:舌の癖
舌の位置がおかしいと「前歯が常に舌に押されている」という状態になり、それによって、歯が開いてしまう可能性があります。ですから、歯の裏側を舐める、歯の裏側に舌が当たることが多いなどの癖がある場合は、改善していきましょう。
2:口周りの癖
唇を咬む・舐めるなどの癖によっても開咬になっていく恐れがあります。小さな癖と感じるかもしれませんが、それが長期的に続けば大きな影響を与えることになるかもしれません。
3:頬杖をつくことが多い
頬杖をつく癖があると、アゴの骨に負荷が及んで、咬み合わせがおかしくなっていくかもしれません。また、頬杖をつくことが多いと、アゴ周りにも負担がかかりますから、意識して癖を改善していくことをおすすめします。
4:小さい頃のおしゃぶりなど
おしゃぶりの癖は3~4歳くらいまでに治れば問題はないと言われています。ただ、それ以降も継続すると、開咬などの異常が発生するリスクが上がっていってしまいます。
5:口呼吸が多い
口呼吸をすることが多いと、口腔内の筋肉のバランスがおかしくなり(頬や唇周りの筋力が下がるなど)、開咬のリスクが高くなります。ですから意識して鼻呼吸へと切り替えることが大事です。
6:遺伝
一例として両親や祖父母が開咬である場合、骨格的な遺伝の影響で開咬になるかもしれません(ただし必ず遺伝するわけではありません)。
少しでも参考になれば幸いです。
本日も最後までお読みいただきありがとうございます。
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