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2022.09.08

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歯槽膿漏の症状を無視することの危険性

歯槽膿漏の症状を無視することの危険性
ロイヤルデンタルクリニックです。

歯槽膿漏が進行すると、やがて歯を失うことになります。歯が抜けた場合、入れ歯やインプラントがあるから大丈夫と考えることもできますが、あまりおすすめはできません。

それは、歯槽膿漏は口や歯だけの問題ではないからです。

歯槽膿漏が進行すると、口腔内に存在する細菌が血流に乗って全身に広がり、重度の全身疾患を引き起こすことが実証されています。歯槽膿漏は、糖尿病、心臓病、脳血管障害など、生命に関わる重大な疾患と強い関連性があるため、口腔内だけの病気と片付けることはできないのです。


【1】糖尿病と歯槽膿漏の関連性
糖尿病を患っている人は、健康な人に比べて歯槽膿漏になるリスクが高いことがよく知られています。一方、歯槽膿漏の方は、血糖値を正常に保つ役割を持つインスリンの働きが低下するため、糖尿病を発症するリスクが高くなります。


【2】歯槽膿漏と心血管疾患の関連性
歯槽膿漏の細菌が血流に乗って心臓にいってしまうと、心臓病、特に感染性心内膜炎の発症リスクが高まると言われています。


【3】歯槽膿漏と脳血管障害
歯槽膿漏の原因菌が血流に乗って全身に広がることで、動脈硬化を進行させ、脳梗塞を起こす確率が2.8倍になることが分かっています。


少しでも参考になれば幸いです。
本日も最後までお読みいただきありがとうございます。

※当院では患者様に安心して治療をお受けいただくために、感染対策を徹底しております。

 
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